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オタ母まったり日記

オタ母まったり日記

~開けてビックリ玉手箱!?~



【~開けてビックリ玉手箱!?~】編


★☆★ これまでのあらすじ ★☆★

赤ちゃんの推定体重4000kg、“帝王切開になるかも”と院長に脅された雪乃さん。
『なんとか陣痛が来るように』と散々足掻くのも空しく、予定日を超過する。
しかし、いざ陣痛が来てみると、とんでもない勢いで痛みが押し寄せ、
産院に駆け込む羽目に。
“激流くだり”のような痛みに翻弄されながら、死闘の果てにゴールが見えてきた!!
と思ったら、『医者様が居ない!!』大ピンチ!!

どうなる雪乃!?(大げさ)

★☆★☆★☆★☆★☆★


…という訳で。
ここには、助産師さんと看護師さんの二人のみ。

ここまで来て、赤ちゃんが出てくるまでが長い・やたら長く感じる。
あぁもうまだか~まだか~、痛いよ~

と苦しんでいたら、やっと院長登場。

そして。やっと、やっと取上げて貰えた!!

…来るの遅いよ~っっo(`ω´*)oプンスカプンスカ!!

医師が取上げないといけないらしく、随分待たされた。
股の間から土気色の赤ちゃんが見え(まだ酸素が行き渡ってないような色をしてる)
生まれたての赤ちゃんを触らせて貰い、どっと体中の力が抜ける_ノフ○ グッタリ

が、陣痛の痛みは、まだまだ鮮明で、足やおなかは痛みにガクガク震えっぱなし。
はっきり言って、感動する余裕もなかった、産声も耳に入らなかったし。

痛い・とにかくこの世のものとは思えない痛さだった…
ていうか、まだ痛い(TдT)

臍の緒を切って、赤ちゃんは産湯を浴びに行っている間、私は後産の処置。
結構太い臍の緒をゆっくり引っ張られると、ずる~りと生暖かい塊(胎盤)が引き摺り出される。
ちょっと気持ち悪い…


すると院長が、またまた珍しいものを発見した様子で、私に報告してくれた。

臍帯.jpg
今度は何だ!? 


「見てごらん。臍の緒がこうなってたよ。」

「わぁΣ(・∀・;) 結ばれちゃってますね…」

早く出て来なきゃ、危なかったよ
…あ、君、これ写真撮っといて。」

わお、写真撮られちゃう程、珍しい症例なんですか?
記念に(?)私も写真貰っときゃ良かったかな。
そういえば、初めて逆子を経験したんだっけ…
元に戻ったけど、その時に臍の緒を潜っちゃったのかな?

何にせよ、きつい結び目じゃなくて良かったねε-(´∀`*)ホッ
調べたら、真結節(結び目)がキツイと、血流が遮断して仮死や突然死になるとか(怖)

臍の緒を見てたら、今度は赤ちゃんの体重を報せる看護師さんの声が聞こえる。

「体重3055gです。」

「えぇっ!? Σ(゜д゜) 昨日、4000超えてるって脅されて、慌てて階段昇降したんですけど…」

「あら、1kgも違うわね~」

「あはは。私が脅したんだよなぁ。階段昇降、効いたでしょう?
それにしても、昼間に産みたいって言ってたけど、ドンピシャだったねぇ。」

と院長。『あはは』じゃねぇ!! 本気で心配したのにっ
それに、ドンピシャでも、子供の立会い…間に合いませんでしたから~。
・゜・(ノ∀`)・゜・。

「でも、やっぱり早く産まれて良かったんだよ。赤ちゃん、ウンチしたみたいで、
羊水ドロドロ!


えっ、まさか胎便吸引症候群(初めての呼吸の際、鼻や口からウンチを吸い込み、呼吸障害を起こす)とかになってないの!?
と思ったけど、赤ちゃんは特別な処置もされず、元気な様子だったので、
またまたε-(´∀`*)ホッ

羊水混濁を起こす原因は、赤ちゃんが苦しくなるとウンチをしてしまうからだそうで。
それを思うと、昨日から無理してキリキリお腹を痛ませてたのが悪かったのかなぁ…
なんて思う。
ゴメンヨ、お腹叩いちゃったりして…。私が痛けりゃ、あなたも苦しかったんだねぇ。
でも、院長が脅した所為のような気もする(爆)

ふと、時計を見る。

15時30分

うっそ、早っっ!!!(゜д゜)!

ひかたん、誕生の記録を見ると、病院に駆け込んでから僅か26分で産まれた事に(驚)

後日、母子手帳を見たところ、分娩所要時間…
たいちん(第一子) 13時間58分
まりりん(第二子) 9時間53分

ひかたん(第三子) 1時間59分……マジ早っっ(笑)

でも、進みが早いと痛みも数倍説は本当だった_ノフ○
長く緩く痛むか、短くキツク痛むか…皆さんならどちらが良いですか?

まぁ、早いと体力の消耗が少ない気がするので、その点は良いかも。
今回は会陰切開もしなかったし、縫い傷に苦しまなくて済むし♪

「上手に産んだねぇ、傷無いよ。」

と院長。そうでしょ、そうでしょ♪
しかし、得意になる私に、更なる試練が忍び寄っていた。

「じゃあ、子宮内の掃除をします。」

まだ、子宮収縮の痛みが残るのに、ガーゼをグイっと押し込まれる。


★※#◎◆@☆×★※◎~~っっっっ!!!
(いでぇぇぇぇぇーーーーっっっっ!!!)

声も出ず、身体を強張らせ、上に逃げる私。

「あ、ごめん。」

院長ーーーーっっっ!!!
 (ノ`Д´)ノ彡┻━┻

(ホントは、腕は良いし、良い先生なんですよ。←一応フォロー)



~~ ひとまず山場終了 ~~

いや、お産って最後まで分かんないもんですね(苦笑)

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